自然保護監視員だより(2022年1月~6月)

ページ番号1012066  更新日 2025年2月1日

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倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

2022年6月26日 汽水域は生き物の宝庫

児島の河口の干潟を調査しました。ポイントの山から、直接海へ下る河口がある場所は海と川の生き物と、それを餌とする生き物とのせめぎあいの場所となります。魚ばかりでなく鳥までもやってきます。まずは、2メートル程の干満差をご覧ください。干潮になれば、やっと調査に入れます。まずは、シオマネキがほほえましい(本人は必死)。他に、当日に魚ではギンポ、シマハゼ、ヒメハゼ、ビリンゴ、マハゼ、タケノコメバルとアカエイ、カレイの幼魚が見られました。鳥類ではスズメ、イソヒヨドリ、サギ類、カラスなどです。

このような宝庫は私たちの生活の場のすぐそばにあります。この自然を洪水対策と称して、三面コンクリートにしている小さな河口を児島半島では多く見られます。こんなとこにも工事前に環境調査が必要に思えてなりません。

他には玉島以西、牛窓以東ではどうですか。今から他の市町村と連携が必要に思えてなりませんね。

写真:干潮時の河口


写真:満潮時の河口


U・K

観察日時:2022年6月26日

2022年6月19日 カラスビシャク(サトイモ科ハンゲ属)

環境衛生協議会玉南支部の借地で、花畑として使用している畑でカラスビシャクを見つけました。この日は毎月実施する除草作業の日でしたが、ペチュニアの花の間に一株生えていました。近くにも似たような幼植物がありましたので、大繁殖の可能性もあるのでしょうか。

25年前に柏島の畑で見たことがありましたが、近年は見たことがなく、草姿も面白いので報告します。因みに、生薬として「半夏」の名でも知られています。

写真:ペチュニアとカラスビシャク


写真:カラスビシャク


T・Y

観察日時:2022年6月19日

2022年6月16日 鶯の声

小田川合流地点の一日の工事の騒音がしなくなると鶯の鳴き声が聞こえてきます。鳴き声が微妙に違っていて樹齢50年の枝垂れ梅の葉の影で見えにくく、カメラでは写しにくかったです。
少し離れた場所からホトトギスの鳴き声が聞こえました。ホトトギスの鳴き声、特徴がありますね。

写真:鶯


O・K

観察日時:2022年6月16日

2022年6月9日 由加山のバードウォッチング

由加山でオオルリを探しに三度目。多く渡ってきていたが、三年前からパッタリと姿を見なくなりました。

いつものコースを散策。キビタキはいたるところで美しい鳴き声。また、にぎやかな鳴き声はヤマガラとシジュウガラの子だくさんの集団で黄色のくちばしと、ちょっと薄い羽の色。親鳥が私から遠ざけるために強い警戒の声を・・・。

さて、桜園地に着くとホトトギスの声が近い。声がするが、姿は見せない鳴き声の方へ忍び足で近づくと「トッキョキョキャキョク」とけたたましく鳴きながら、私の頭上を飛んでいきました。スマートなハトサイズの大きさを見送りながら感動しきりでした。感動もつかの間、今度は「キョ、キョ」と鳴きながら、アオゲラが白い腹を見せて飛び去りました。アオゲラもキビタキも、町中の中山公園周辺でもよく見かけますから数が増えているようです。

今回は写真に撮れませんでした。オオルリは残念でしたが、来年も調べましょう。

U・K

観察日時:2022年6月9日

2022年6月1日 つばめの飛来がない

毎年、飛来してくる燕が今年は姿を見せません。

今まで何十年も見ている風景が、今年はありません。日本各地で燕の飛来が減少しているとの話は聞いていましたが、私の住む近隣でこのような事は初めてです。

燕は益鳥として有名で、田んぼの稲作の害虫被害も心配です。

これからでも飛来して来る事を期待しています。

K・M

観察日時:2022年5月~6月

2022年6月1日 自宅周辺の様子

3月30日に巣箱に出入りしているシジュウカラを見つけ、暇さえあれば家の中から観察。親は慎重にエサを運び、とてもすばやくフンを運び出し、巣箱の下を通るとけたましく鳴く。そして、5月15日の夕方、やっと2羽のヒナが親にうながされるように飛び立っていきました。もっとたくさんのヒナがいるかと思ったのに2羽だけ。少し前まで電線にたくさん停まってエサをねだっていたツバメの子たちはもう見られない。ウグイスの鳴き声はまだ聞こえてくる。手作りして設置した20個の巣箱のひとつを利用してくれたので、作ったかいがあったと夫は喜んでいる。

次は、どの巣箱が利用されるか、お楽しみ。

H・J

観察日時:2022年3月~6月

2022年6月1日 モクズガニが児島の川で

モクズガニが児島の河口で複数見つかりました。干潮の時に河口で生き物探しで遊んでいたら、モクズガニが石の影、砂の窪みに見られました。

産卵が終わって、河口に遡上していると思われます。雌ガニですが、卵はなく河口の真水の中で見つかりました。まもなく子ガニも遡上をするでしょう。

どうか、この小さな川で生き続けて欲しいものです。

写真:モクズガニ


U・K

観察日時:2022年6月1日

2022年5月27日 東西用水の船穂側のサイフォン調査の様子

高梁川小田川合流地点にはサイフォンが通っています。サイフォンの状態を調べる為に掘削し、石を置いて様子を調べてるようです。ここは、梅雨時期や台風の時、高梁川が増水すると、完全に浸かり渦を巻く所です。高さは石の高さまで掘り下げ予定との事。ここがどのようになるのか説明を求めても、何回も「検討中」との返事でした。

まして、梅雨時期に掘削をしなくても、と。「小田川付け替え工事終了を完成する為には今の時期になった」と。するなら、もっと早くにしてほしいものです。毎年、増水の状態を見ているだけに怖いものがあります。

写真:サイフォン調査の様子


O・K

観察日時:2022年5月27日

2022年5月26日 田んぼに飛来してきた野鳥の観察

5月26日、茶屋町地区で田んぼに飛来してきた野鳥を観察しました。

田植えを前に水田の耕耘作業が始まり、掘り返された土から出てきた昆虫などを求めて野鳥がやってきました。ケリは鳴き声がうるさく、昼夜関係なく鳴いています。

今回は、ケリのほかにダイサギ、アオサギ、ムクドリ、ハクセキレイの5種類の野鳥を確認できました。

写真:ダイサギとアオサギ


写真:アオサギ


写真:ケリ


写真:ダイサギ


写真:ハクセキレイ


写真:ムクドリ


写真:田起こし作業の様子


S・K

観察日時:2022年5月26日

2022年5月24日 小田川合流地点の工事

高梁川小田川合流地点の工事が始まって、毎日毎日、工事車両の音で体調を崩す事が多くなりました。一時期、早朝から音に悩まされましたが、相談してからそれはなくなりました。「それくらい」といわれたりもしました。鶯や雀などの野鳥の鳴き声が昼間でも聞こえていたのに、工事車両が動きだすとピタリと聞けなくなります。工事関係者は「我慢して欲しい」と。

音がしない日は雨の時の日曜日。小田川合流の工事終了まで・・・・・長いなー。皆の為とはわかっていてもね。

早朝の鶯の鳴き声に癒やされています。

写真:工事の様子


O・K

観察日時:2022年5月24日

2022年4月28日 寄川排水ポンプ場の調整池の生物

いつものウオーキングコースにある寄川排水ポンプ場がある調整池(黒崎新町と宝亀の間)の水位が下がっていて、体長30cm以上の鯉が多く泳いでいました。中には色のついた鯉も数匹見えました。

水質は濁っていて底は泥で、海の方に通じる排水ポンプ場の付近には不法投棄されたゴミが溜まっています。(管理者へは連絡済)

護岸の岩の上には、アカミミガメが甲羅干しをしていました。亀の同定には自信がないのですが、首の下のところが赤かったので、それと確認しました。

暖かい日には、多くの個体が甲羅干しをしていたので、かなり繁殖していると思われます。大きい個体では20cmを超えるものも目撃しました。

写真:アカミミガメ


T・K

観察日時:2022年4月28日

2022年4月12日 ミシシッピアカミミガメ、鯉の産卵の観察

4月12日、茶屋町でミシシッピアカミミガメの甲羅干し、鯉の産卵の観察を観察しました。

茶屋町の鶴崎公園近くの六間川で多くの亀の甲羅干しが見られるようになりました。

3月下旬の暖かい日には数匹が冬眠から目覚めて甲羅干しをしていましたが、4月中旬になり気温が20度を超えるようになると、あちらこちらの護岸や石の上に姿を現しています。駆除の必要性は言われていますが、あまりの数の多さに対応は難しいようです。

また、近くでは体長30センチほどの鯉2匹が水しぶきをあげていました。鯉は4月頃から産卵時期に入るようなので、産卵をしていたのかもしれません。

写真:ミシシッピアカミミガメ1


写真:ミシシッピアカミミガメ2


写真:鯉の産卵


S・K

観察日時2022年4月12日

2022年4月10日 コバノミツバツツジ満開

ふれあいの森へ。

桜は終わりコバノミツバツツジの花道のある、一番奥のふるさとの森へ。

例年なら桜と同じ時期なのに今年は桜が早い気がします。コバノミツバツツジは満開初期のこともあり赤紫が強く、まだ冬景色が残る森の道を華やかにしています。
森の中ではちょっと早いキビタキのさえずりが聞こえてきました。また、孟宗竹の竹林ではいたるところでイノシシがタケノコを探した跡が残されていました。

写真:コバノミツバツツジ


写真:コバノミツバツツジの花道


U・K

観察日時:2022年4月10日

2022年4月2日 茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)が満開になりました

4月2日、茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)が満開になりました。

桜の下草刈りの行われた3月21日、23日にはツボミの状態だった桜並木は、3月下旬に開花し4月に入り一気に満開近くになりました。

道沿いには提灯が取り付けられている場所もあり、日没後に明かりがともされます。

また、桜の蜜を求めてヒヨドリなどの野鳥が飛び回っていました。

桜並木は4月10日頃まで楽しめそうです。

写真:茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)


写真:桜並木


写真:桜とヒヨドリ


写真:桜


S・K

観察日時:2022年4月2日

2022年3月25日 自宅周辺の様子

昨年の今頃、屋根の工事のため、多くの人が動き回り、大きな音を立てていたせいで家の周りから鳥がいなくなりました。今年は静けさを取り戻し、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、シジュウカラ、エナガ、シロハラ、スズメ、ヤマガラが木々の間を飛び交っています。

玄関前の柿の木にかけてある巣箱に、3月末からシジュウカラが出入りしています。家の中から2羽の様子を見ていると何ともかわいい。コケや枯れ草を運び入れている。近くを通るとけたたましく鳴く。

ヒナはいつ産まれるのかなぁと、今日も観察中。

H・J

観察日時:2022年3月下旬

2022年3月21日 茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)で草刈り

3月21日、23日茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)で草刈りが行われました。

この桜並木にはおよそ260本のソメイヨシノなどがあり、下津井電鉄が廃止になった後植樹が行われ、現在は茶屋町学区コミュニティ協議会が毎年開花に合わせて提灯を設置して夜間のライトアップをして人々を楽しませています。

草刈りは桜の開花に合わせて毎年、倉敷市の農業土木委員らで構成する有志がJR茶屋町駅近くの自転車道の基点から南におよそ1km続く桜並木に生えている雑草の刈り取りを行うものです。

エンジンのついた草刈り機で道路沿いの雑草を刈り取り、処分しました。

草刈りをしたメンバーは「今年の雑草は冬の寒さがきびしかったのか、例年より短いように思う。相変わらず犬のフンが多く注意しながらの草刈りになり、愛犬の散歩ではフンの処理を忘れないで欲しい」と話していました。

21日の時点で桜はつぼみでしたが、27日頃には咲き始めました。

きれいになった自転車道路で4月上旬まで桜が楽しめます

写真:茶屋町の桜並木(旧下津井電鉄跡地)の草刈りの様子


写真:草刈りの様子


写真:桜並木を歩く人


写真:桜のつぼみ


S・K

観察日時:2022年3月21日

2022年3月17日 楠の樹林帯

児島の海に近い低山に登ると海に面した山肌は急峻で楠の樹林帯がすそ野を覆ってる。

竜王山、岩滝山などの南斜面がそうです。

ただし花崗岩が主体の鷲羽山、王子が岳は裾面が短く海に落ち込んでいるところでは、松以外には大きな木が育っていない。

反対に北面は楠は少なくカシ、ヤマモモ、ヤシャブシ、カクレミノなどが多く、さらに内陸の由加山、などはツブラジイなどの照葉樹林帯に覆われる。

今日も大木の楠の樹林帯をウオーキングして思うことは町中に近い低山に、このような自然が残る児島でいつまでも残してほしいものです。

写真:楠

写真:楠の樹林帯


U・K

観察日時:2022年3月17日

2022年3月11日 キチョウの観察

3月11日、茶屋町でキチョウを観察しました。

最高気温が15度を超えるような天気になってきました。

今回見つけたキチョウは飛び回るよりも葉や枯れ枝に止ってじっとしている時間が長かったように見えました。

この時期に見かけるキチョウは秋に成虫になって越冬した可能性が高いようです。

この時期、ほかに蝶は見かけませんでした。

写真:キチョウ1


写真:キチョウ2


S・K

観察日時:2022年3月11日

2022年2月25日 ヒバリの初鳴きの観察

2月25日、茶屋町でヒバリの初鳴きを観察、撮影しました。

午前中、薄雲が出ていた空で一羽のひばりが鳴いていました。

鳴き声の方向は大体わかりましたが、距離が遠く望遠レンズで撮影しましたがやっと識別できるくらいにしか写りませんでした。

ヒバリの鳴き声がにぎやかになると春本番を感じます。

写真:ヒバリ1


写真:ヒバリ2


S・K
観察日時:2022年2月25日

2022年1月7日 浦益池にコガモが来た

福田から浦田方面に山越えて暫く歩くと浦益池に出る、この周辺は浦益池を干拓してできた田畑が広がり、アオサギ・コサギ・メジロ他、自然豊かな地域である。
池沿いに歩くとカモ達が朝日を浴びながらグループになり楽しく泳いでいる。よく見ると北の擁壁に寄り添うようにして休憩している、「コガモ」達だ、数えてみると約120羽ほど確認できた。

写真:コガモの群れ


写真:浦益池


T・S
観察日時:2022年1月7日

2022年1月7日 元古新田の稲田が消える

古城池トンネルを水島側に抜けた右側に古城池があり、その北には福田の山並みが続く、

トンネルを下り交差点を西に向かうと、県立古城池高校から一文字バス停に繋がる道がある。
この道の北と南は約10年前はのどかな田園地帯だった。
令和2年9月にも「稲田が消える」と題し寄稿していたが、約1年半程の間に住宅開発が急速に進み今では所狭しという程、個人住宅やアパート等が建築され昔の面影がない程の変貌を遂げてきた。
残る田も雑草が生い茂り淋しい景色を残している。

写真:稲田と住宅地


T・S
観察日時:2022年1月7日

2022年1月7日 用水路の清掃活動

小寒の1月5日から茶屋町の帯沖地区などで用水路の清掃活動が始まりました。
この清掃活動は町内の土木委員や有志らで構成するメンバーがジョレンや爪のついた道具などを使って用水路の沼や水草などを取り除くものです。
作業は五間樋排水機場近くから始まり、付近の官地に面した用水路などで行われました。
茶屋町駅の東側の用水路では春から秋にかけて大量の水草が茂り水の流れが悪くなっていて、水質の悪化を招いています。
このため冬場の用水路の水位が低い時期に、毎年作業を行っています。
こうした作業で水質の改善や水生生物、野鳥などにも住みよい環境が提供できると期待されます。

写真:用水路清掃活動の様子1


写真:用水路清掃活動の様子2


S・K
観察日時:2022年1月7日

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