自然保護監視員だより(2024年1月~6月)

ページ番号1012062  更新日 2025年2月1日

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倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をブログ形式でご紹介します。

2024年6月26日 水島のチョウゲンボウ一家

偶然、カラスに追われた小型タカが、近くの市営住宅(13階)の屋上に止まったのを目撃しました。見上げると、そこには更に別のタカがいました。ビデオ撮影して確認すると、チョウゲンボウでした。

いつも屋上にいる2羽は、翼で風を受けて浮き上がったり着地したり、屋上の周りをくるりと飛んで戻ったりを繰り返していました。何となくふらふらと安定感がなく、着地の際のバランスが危なっかしい漢字がしました。幼鳥ではないかと思いました。

あと、速くて撮影できない2羽がいるのですが、いつもいる訳ではないようです。全員集合したときは、計4羽に見えました。屋上で営巣し、幼鳥の巣立ちが近い、そんなように見えます。

いつ頃からか、周辺でピリリリ、ピリリリという声が聞こえてきましたが、まさか冬鳥のチョウゲンボウが、すぐ近くの建物にいるとは思いもしませんでした。本日も屋上に2羽が止まっています。いつまで、いてくれるでしょうか。

写真:チョウゲンボウ1


写真:チョウゲンボウ2


N・H

観察日時:2024年6月26日

2024年6月14日 ミズアオイ自生地の保全活動

倉敷川のミズアオイ自生地で草刈りや草寄せ、囲いの補修などの保全活動がありました。ミズアオイ巡視員、倉敷市立自然史博物館友の会有志、重井薬用植物園ボランティア有志、倉敷市環境政策課職員など、十数人で作業をし、2時間ほどでミズアオイの生育を抑制していたマコモやヨシなどがきれいに刈り取られました。

6月5日に訪れたときは、ミズアオイの葉がヌートリア?にたくさん食べられていましたが、今日はミズアオイの葉がだいぶ復活していました。

自生地周辺では地中海沿岸が原産とされるハナハマセンブリ(リンドウ科)のピンクの花が目立っていました。

写真:ミズアオイ保全活動1


写真:ミズアオイ保全活動2


写真:ミズアオイ保全活動3


写真:ハナハマセンブリ


K・S

観察日時:2024年6月14日

2024年6月11日 亀島山で虫を観察

亀島山の遊歩道を横断するミミズに「オオヒラタシデムシ」がかぶりついていました。1センチまでカメラが寄っても、ミミズを離しませんでした。山頂にはユニークなフォルムの「マダラアシゾウムシ」がいました。

展望台で咲く今の主役、オオキンケイギクの花には、沢山の「コアオハナムグリ」が潜っています。チョウは春から、キタテハ、ルリタテハ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン、アゲハ、キアゲハ、モンキアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、などが目を楽しませてくれました。

尚、オオキンケイギクは遊歩道の掲示板に駆除中と表示があります。

写真:オオヒラタシデムシ


写真:マダラアシゾウムシ


N・H

観察日時:2024年6月11日

2024年6月4日 カルガモ親子

口ばしの黄色い鴨なのでカルガモだと思います。浦田の水路でカルガモ親子が泳いでいました。付近を探しましたが、他にカルガモの子どもは見当たりませんでした。

写真:浦田の水路で泳ぐカルガモ親子


M・Y

観察日時:2024年6月4日

2024年6月1日 ホタルが舞う時期になりました

藤戸倉敷線から種松山(倉敷市中央斎場)に曲がり、300m位走ると左手に天津神社があります。ここはホタルが生息しており、5月終わりから6月にかけてホタルが飛んでいます。6月1日は10匹くらい飛んでいました。

写真:天津神社の蛍


M・Y

観察日時:2024年6月1日

2024年5月10日 水島港内のナマコとフン

水島港内の海底を撮影して、多くのナマコが映りました。茶色っぽいナマコが多いですが、黒いのや、緑っぽいのもいます。砂(ドロ)の所にいたり、岸壁や石に登っていたりもします。また、海底のいたるところに、ナマコの「フン」があります。

画像は、ナマコたちと「フン」です。

ナマコは、海底の泥を口に入れて、有機物を食べると、綺麗になった砂を「フン」として出してくれます。海底にころがっている「フン」は、どう見ても「フン」なのですが、ナマコからの綺麗なプレゼントだと思うと、ありがたい気持ちがしてきます。

写真:水島港内のナマコ


写真:水島港内のナマコとフン1


写真:水島港内のナマコとフン2


N・H

観察日時:2024年4月1日~5月10日

2024年5月8日 アツミゲシの観察

5月8日、茶屋町地区でアツミゲシを観察しました。

道路沿いで草刈りの作業中、住宅の横に薄紫色のけしが数本咲いていました。すでに種の部分が大きくなっているものがありました。

先日、テレビのニュースで見た「アツミゲシ」に似ており、携帯を使って確認後、茶屋町支所に連絡し、現場の確認と抜き取りを依頼しました。春に花が咲くので見つけ次第、関係機関への連絡をした方が良いとのことでした。

写真:アツミゲシ1


写真:アツミゲシ2


写真:アツミゲシ3


S・K

観察日時:2024年5月8日

2024年5月4日 キビタキが来た

夏鳥のキビタキが、やっと姿を見せてくれました。さえずりは4月の中旬から聞こえてくるのですが、なかなか姿を見せてくれなかったが、やっと撮れました。

今年は児島の方では多くの場所で聞きますから、数が多いようです。例えば由加山、中山公園、王子が岳、住宅地の中の雑木林などで、二箇所以上から聞こえてきます。嬉しい限りです。

この後は、ここ数年姿を見せないオオルリを探してみましょう。

写真:キビタキ


U・K

観察日時:2024年5月4日

2024年4月16日 亀島山のチョウゲンボウ

亀島山は遊歩道が整備されていて気持よくウォーキングできます。

気温が上がって桜吹雪の4月半ば。山頂から水島の街と工業地帯を眺めていると、ヒラヒラと軽快に羽ばたく猛禽(もうきん)のチョウゲンボウが目に入りました。ピタリと静止してホバリングしたかと思うと、獲物を見つけてひるがえって急降下。周辺での約10分間の狩りは成功せず、高度を上げると風に乗って大平山方面へ滑空して行きました。

2羽いたチョウゲンボウのうち、撮影に成功した1羽は画像をみるとメスでした。ここではチョウゲンボウをよく見ます。

写真:亀島山のチョウゲンボウ


写真:亀島山のチョウゲンボウがホバリングしている


写真:亀島山のチョウゲンボウがひるがえる


写真:亀島山のチョウゲンボウが急降下する


N・H

観察日時:2024年4月16日

2024年4月12日 国立公園「通仙園」

桜が終わればツツジの花見ですが、今年は桜の開花が遅れたため、同時に開花をしていますね。皆様のところではどうですか?

さて、ここは児島のツツジの名所「通仙園」です。

ここの一番の特徴は、コバノミツバツツジと瀬戸の多島美が一枚の絵のように見せてもらえるところにあります。入れ替わり見学者が後を絶ちません。皆様も、是非、来年には訪ねてみてはいかがですか。

それから、ここの清掃は十分に行われていて、地元からも大切に守られている事がわかりますし、さらに他の公園や何とかの森の見本となるような、コンパクトな清潔なトイレを設置していることです。

やれば出来るじゃないか倉敷市、でした。

写真:コバノミツバツツジと多島美1


写真:コバノミツバツツジと多島美2


U・K

観察日時:2024年4月12日

2024年4月7日 ふれあいの森の春

今年の桜の開花時期が遅れた分、ミツバツツジ、タラの芽、ワラビ、山桜が一斉に身ごろ食べごろをむかえたようです。場所はふれあいの森を中心とした由加山周辺です。毎回指摘している、誰も見てくれないふれあいの森は、休日なのに今年も私達夫婦のみが花見客です。

ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道、脇道のふるさとの森へ入るとコバノミツバツツジのトンネルもあり、赤紫の美しい花見でした。そこから数百メートル離れた場所の、尾原のオオヤマザクラもしっかりと満開の花をつけていました(三枚目の写真)その周辺にはタラの芽、ワラビが食べごろをむかえていました。

写真:ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道


写真:コバノミツバツツジのトンネル


写真:巨木認定の尾原オオヤマザクラ


写真:タラの芽やワラビ


U・K

観察日時:2024年4月7日

2024年4月2日 ミシシッピアカミミガメの観察

4月1日から2日、茶屋町でミシシッピアカミミガメを観察しました。

気温、水温の上昇と共に冬眠していたミシシッピアカミミガメを河川や用水路で見かけるようになりました。倉敷川と六間川の合流点では数十匹のミシシッピアカミミガメが泳ぐ姿や甲羅干しを観察しました。また、茶屋町地区の用水路でも体長10cmから20cmぐらいのミシシッピアカミミガメがいたるところにいます。カワウと共に川魚を餌にしており、生態系への影響が大きいと思われます。

写真:用水路から現れるミシシッピアカミミガメ


写真:倉敷川と六間川の合流点


写真:茶屋町地区の用水路から現れたミシシッピアカミミガメ


S・K

観察日時:2024年4月1日〜2日

2024年3月26日 水島港のイソヒヨドリ

イソヒヨドリの高らかなさえずりが、水島海上保安庁の岸壁に響き渡るのをよく聞きます。

近くに止まったオスが、フナムシのような虫をくわえていたので撮影しました。しっかりと虫を弱らせてから飲み込みました。喉が膨らむほどの大物でした。

翌日、また姿を見つけて撮影しました。岸壁からフッと消えて海面スレスレを飛んだかと思うと、船の甲板を歩いたり、気付くと近くのボラードに止まっていたり、忍者のような鳥です。

ちなみに、私が勤務していた工業地帯のプラント内でよく営巣していました。「クックッ」という地鳴きを聞いた従業員から、設備の異常音ではないか?と心配する声が出るので、イソヒヨドリという鳥だと説明をしていました。鉄骨の梁の隙間に巣を作り、パイプラックの間を出入りして、従業員の現場巡視をすり抜けながら、プラント内のあちこちに出没していました。

たくましい鳥だと感じていました。

写真:水島のイソヒヨドリが虫をくわえるところ


写真:水島港のイソヒヨドリ1


写真:水島港のイソヒヨドリ2


N・H

観察日時:2024年3月25日から26日

2024年3月22日 早咲きツツジ

場所は、王子ケ岳の海からの直登ルートで「修験道」と呼ばれている。険しい急登の中腹に満開に咲く、コバノミツバツツジと深山ツツジまで咲いていた。

今年は早いのか?と思いつつもツツジの花道の遊歩道へ行くと、まだまだ硬いつぼみなので急登ルートは南向きで気温が上がるからと思われる。この日は快晴で、青い空と瀬戸の海の中に赤紫色が鮮やかでした。

写真:王子ケ岳の早咲きツツジ


U・K

観察日時:2024年3月22日

2024年3月15日 カメノテ

ワカメに続いて春の海の幸、カメノテを紹介します。

干潮時に防波堤の敷石の隙間に手の爪のような形の貝のようなものがびっしり、これがカメノテです。

名前のカメノテは亀の手に似ているからです。貝に似ていますが、カニ、エビの仲間で味も似て、まずまず美味!

しかし、足場の悪いところで岩の隙間にナイフを入れて、根元を切り引っ張り出すのが一苦労です。カメノテが採れたなら、今頃の山菜のフキノトウとノビルを採り、天ぷらにしてカメノテは酒蒸しが美味です。

では、お酒を用意していただきましょう。

写真:カメノテ1


写真:カメノテ1


U・K

観察日時:2024年3月15日

2024年3月12日 今年もワカメ

海の幸に山の幸に恵まれた児島!今年のワカメも暖冬にもかかわらず順調に生育しています。

魚の方では水温の上昇?で釣れる魚種が変わったり、時期がずれたりと目に見える変化がみられますが、海の草ワカメは裏切りませんでした。美味しくいただきます!

※ワカメは漁業権が設定されている地域がありますので、ご注意ください。

写真:ワカメ


U・K

観察日時:2024年3月12日

2024年3月11日 ドブネズミ

最近はドブネズミを観ることがありません。次の日も同じ場所にいましたので、この場所に生息しているのでしょう。近くに田んぼの排水溝があり、その穴を出入りしていました。

写真:ドブネズミ


M・Y

観察日時:2024年1月7日

2024年3月11日 サワガニ

自然保護監視員に委託をされる前の古い写真になります。

古城池トンネルの倉敷方面に向かって水島側のトンネル配電盤付近に、サワガニが1匹いました。このサワガニ以外は観察出来ませんでした。近くには古城池トンネルの湧き水の排水側溝がありますが、これ以外の水辺はありません。こんな場所にサワガニがいたのに驚きました。

写真:サワガニ


M・Y

観察日時:2022年5月14日

2024年3月8日 水島港内の海底に生息するウミサボテン

水島海上保安庁前、西側岸壁の海底で、岸壁際の砂泥底に立つウミサボテンを撮影しました。

冬の間、水島港内を撮影した際に数カ所でウミサボテンが映り、場所を把握していました。

3月8日の正午、1つのポイントで、砂泥に立つ2体のウミサボテンが映りました。日差しにより海底まで明るい状況でしたが、水中に出て活動していました。ウミサボテンの長さは、カメラとの高さ関係から30cm前後で、潮の流れにポリプが揺られていました。工業地帯の印象が強い水島港ですが、面白い生き物が生息しているものです。

参考

  • 昼間は5cm位に縮んで砂泥に潜り、夜間のある時間帯だけ、水中に棒状に伸びてポリプを広げ、浮遊する有機物を捕食する。刺激を受けると緑色に発光する、とされています。
  • 情報不足ながら、生息の適地が明らかに減少し、生存の危機にある、とのことです。

写真:ウミサボテン1


写真:ウミサボテン2


N・H

観察日時:2024年3月8日

2024年3月6日 小田川付け替え工事の合流地点

3月6日の高梁川と小田川の合流地点の様子です。工事は完了みたいです。

雨の後、川の水量が少し増えていました。高梁川と小田川との間に堰(せき)があり、その段差に高梁川の水が低い方の小田川に流れ落ちていました。高梁川の水量の違いをみた思いです。

写真:小田川付け替え工事1


写真:小田川付け替え工事2


写真:小田川付け替え工事3


O・K

観察日時:2024年3月6日

2024年3月2日 ヒレンジャクの飛来

ヒレンジャクの大群がやってきた!

2月の月末から3月の初めにかけて、当初は30羽ぐらいから次第に群れが合流して約100羽ぐらいか?狙いは好物のネズミモチの実に集まってます。幸いにも大きな木が3本もあり、まずは近くの電線に止まり、まるで仲間が来るのを待っているように行儀よく並んでいます。小さな群れが揃うとネズミモチの木に群がります。それを見ていたツグミもヒヨドリも入ってきます。

ある時間に食べると一斉に飛び立ち、空を覆い異様な風景に変わります。そして、また電線へ戻ります。ヒレンジャクの容姿の美しさと群れの大きさに感動を覚えながら、我が家のベランダから飽きることなく夫婦で双眼鏡を覗いてます。

この冬は冬鳥の少ない中、大きなプレゼントを頂いた気分でした。

写真:ヒレンジャク


U・K

観察日時:2024年3月2日

2024年2月22日 小田川付け替え工事

小田川付け替え工事も終了が迫っています。今日も雨の中で作業をしています。

写真:小田川付け替え工事4


写真:小田川付け替え工事5


写真:小田川付け替え工事6


O・K

観察日時:2024年2月22日

2024年1月22日 冬の竜王山

冬の竜王山を案内します。

県南の冬の低山は落葉の葉がすっかり落ちて明るくて、風景が楽しめるハイキングに最適な山となります。私の地元、児島のシンボル竜王山は、200メートルそこそこの山ですが、楽しい山なので紹介します。

中腹には朝日観音があり、元旦には初日の出に地元の人で賑わいます。また山の周回コースに三十三観音が祭られて、道はいつもきれいに掃除が行き届いてますので気持ちよくハイキングが出来ます。360度の風景は児島の街から瀬戸大橋、四国、水島コンビナートを見ながら三十三観音をめぐることが出来ます。それに渡り鳥のルートになるので、鷹の渡りから冬鳥までを観察できますが、今年は鳥が少ないですね。

今年になり、やっとツグミ類の地鳴きを聞くようになりました。例年ならアトリ、ルリビタキ、アオジ、ほかを観察できますが、今年はまだ姿を見せません。ちょっと淋しいバードウオッチですが、是非、散策に来てください。

写真:竜王山の朝日観音


写真:竜王山から見渡せるコンビナート


U・K

観察日時:2024年1月22日

2024年1月19日 アカウキクサとカルガモの観察

1月19日、茶屋町でアカウキクサとカルガモを観察しました。

茶屋町駅東側の用水路ではアカウキクサとみられる浮遊植物が水面を覆っています。その下の水中にはクロモやセキショウモが生育しているケースが多く、水の流れを妨げ、アカウキクサの生育に一役買っているように見受けられます。用水路にこうした水草が繁茂する原因は、地区の特徴として高低差が少なく水が流れにくいことや用水路の底に沼が溜まり、藻が根を張っていることが考えられます。場所によってはゴミがとどまり、環境を悪化させているように見受けられます。

今回はおよそ30羽のカルガモを観察しましたが、藻やアカウキクサの少ない場所でした。また、田んぼやあぜ道で餌をついばんでいる様子が見られました。

写真:アカウキクサ1


写真:アカウキクサ2


写真:アカウキクサ3


写真:30羽のカルガモ


S・K

観察日時:2024年1月19日

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