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池田遙邨の世界
昭和東海道五十三次
土山 催雨
7.土山(つちやま) 催雨(さいう)
■タイトル
「昭和東海道五十三次 土山 催雨」
■制作年
1931年
■作品寸法
24.0×36.0cm
■材質技法
絹本着色
■場所
滋賀県甲賀市
■解説
土山は天候が変わりやすく、鈴鹿辺りで旅人や荷物を運ぶ馬子たちに歌われた鈴鹿馬子歌の歌詞「坂は照る照る鈴鹿は曇る、間(あい)の土山雨が降る」でも有名。広重も雨の土山を描いている。
『(広重が描いた)鎗(やり)を伏せて菅笠に合羽の大名行列の先頭がしめやかに田村川を渡る雨の「土山」のコンポジションは、広重がよく扱うところで、その才智をみせている。』池田遙邨
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