羽島貝塚（はしまかいづか）

種別

市指定・史跡

所在地

倉敷市羽島

所有・管理者

倉敷市・（個人）

指定年月日

昭和40年3月25日

小丘陵の北端に位置する縄文時代前期（約6千年前）を中心とする貝塚で，現在はその半分が保存のために埋められて，児童公園となっています。この貝塚がつくられた頃，瀬戸内の海はこの辺りまで深く入りこんでおり，遺跡はそうした入江をのぞむ砂州上に立地していたと考えられています。

大正時代以降，数回の調査が行われ，人骨も10数体出土しています。また，ここから出土する条痕の文様を持つ土器は「羽島下層式」と呼ばれ，当時の瀬戸内地域を代表する土器形式として，広く学会にも知られています。

現地周辺の地図

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