八高廃寺(はっこうはいじ)

ページ番号1007741  更新日 2025年1月25日

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写真:八高廃寺
塔心礎
種別
県指定・史跡
所在地
倉敷市真備町妹
所有・管理者
個人
指定年月日
昭和34年3月27日

小田川のすぐ南,八高という場所にある白鳳時代(7世紀後半)の寺院跡ですが,寺域や伽藍配置などの詳しいことはわかっていません。当時の状況を示すものとしては,長径1.9m,短径1.4mの塔心礎が残っており,中央には直径24cm,深さ15cmの円孔が掘られています。

これまでに付近一帯から多くの瓦が発見されていますが,これらの中には鎌倉時代のものも含まれており,寺自体はかなり長く存続していたものと考えられます。

倉敷市では,7世紀前半にさかのぼる寺跡は見つかっておらず,箭田廃寺・岡田廃寺・日畑廃寺とともに,市内で最も古い寺跡の一つです。

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