太刀 国重作奉納刀(たち くにしげさくほうのうとう)

ページ番号1007705  更新日 2025年1月25日

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写真:太刀 国重作奉納刀

種別
市指定・工芸品
所在地
倉敷市玉島中央町
所有・管理者

羽黒神社

指定年月日
昭和53年7月28日

江戸時代の寛文6年(1666)に製作されたもので、表に「玉島羽黒大権現奉納御太刀一腰当城主為御息災延命御子孫栄昌也」、裏に「願主備中松山住大月喜兵衛尉源国重寛文第六丙午霜月吉日」とあります。

姿かたちは刀ですが、銘文中に「御太刀」とあるので、実際に使用するためのものでなく奉納刀であることがわかります。
茎(なかご)は生(うぶ)で、刃上がの強い栗尻です。鑢目(やすりめ)は筋違、地肌は小板目肌、鋒(きっさき)は乱れ込み、浅く返しています。青みを帯びた良質の備中鉄をよく練り、奉納刀として作刀されたものです。

刃長
107.0cm
元幅
3.9cm
反り
1.3cm
横手幅
2.4cm

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