短刀 銘 次吉(たんとう めい つぎよし)

ページ番号1007704  更新日 2025年1月25日

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写真:短刀 銘 次吉

種別
市指定・工芸品
所有・管理者
(個人)
指定年月日
昭和43年12月20日

柄に納められる部分の「茎(なかご)」の表に「備中国次吉作」、裏に「延文二年八月□日」の銘があります。延文二年は西暦1357年で、青江鍛冶中期(中青江)の南北朝期の作です。
茎尻(なかごじり)は栗尻で、刃文(はもん)は直刃(すぐは)で焼き出しをやや細くし、鋒(きっさき)は尖りごころに、表に素剣をほり、裏には護摩箸をほっています。
ちなみに、青江鍛冶は刀工や作風から、古青江(平安末期~鎌倉中期)・中青江(鎌倉末期~南北朝初期)・末青江(南北朝中期)に区別されます。

刃長
28.0cm
元幅
2.7cm

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