備前焼大甕 天正十一年銘(びぜんやきおおがめ てんしょうじゅういちねんめい)

ページ番号1007728  更新日 2025年1月25日

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写真:備前焼大甕

写真:天正十一年銘

種別
市指定・考古資料
所在地

倉敷市本町

所有・管理者
(個人)
指定年月日
平成24年11月20日

この備前焼大甕は、桃山時代に作られた2石入りの水がめで、口の部分の作りや全体のバランスは桃山時代の備前焼大甕の特徴をよく表しており、肩部には「ゴマ」とよばれる自然釉もみられ、焼成も良好な優品です。

全国的に制作年代の刻まれた備前焼は数が少なく、しかも伝世の由来が明白な事例は極めて稀少とされる中、この備前焼大甕は、国指定重要文化財の井上家住宅で、主屋が建築された年代に近い頃から大正時代までの約200年間にわたって台所の水がめとして使用されたものです。

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