三彩壺(さんさいつぼ)
- 種別
- 国指定・考古資料
- 所在地
- 倉敷市中央1丁目
- 所有・管理者
- 倉敷考古館
- 指定年月日
- 平成元年6月12日
津山市郊外の古墳から明治時代に出土したと伝えられているもので,身・蓋ともに完全な形で保存されており,全国的に見ても良好な資料です。
器形は薬壺と呼ばれるもので,身の底部に高台がつき蓋の中央に宝珠状のつまみをもちます。総高21.3cmで身の最大径は25.3cm,蓋の口径は14.7cmを測ります。
表面には釉薬がかけられ,奈良三彩特有の緑,白,褐色の発色が鮮やかです。この奈良三彩は,他の類例から8世紀後半のものだと考えられています。
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