木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)
- 種別
- 市指定・彫刻
- 所在地
- 倉敷市真備町下二万
- 所有・管理者
- 金峯寺
- 指定年月日
- 令和6年6月6日
真備町下二万の薬王山金峯寺に祀られている木造の不動明王立像です。
腰が高く、体躯が薄い細身の印象ながら、胸や腹、腕には丸みと張りがあり、着衣の彫りは薄く表現されています。ほぼ直立した穏やかな姿勢や表情の柔和さは平安時代後期の特徴といえます。
本像は※空海(請来)様と呼ばれる相貌、一木造、割首、背板剥ぎといった古典的な構造を踏襲しつつも、院政期の仏像に特有の繊細優美な感覚を備えています。
県内の不動明王像では空海様を忠実に再現した作品の少ないことや、後補部分がわずかで、当初の像容をよく伝えていることからも貴重な作例です。
※空海様(くうかいよう):頭頂の莎髻(しゃけい)、直毛の総髪、左に垂らす辮髪、見開いた両目、下唇を噛みしめて口の両端に牙を出す といった相。
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