木造毘沙門天立像(もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)(西方寺)

ページ番号1007673  更新日 2025年1月25日

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写真:木造毘沙門天立像(西方寺)

種別
市指定・彫刻
所在地

倉敷市串田

所有・管理者
西方寺
指定年月日
平成18年7月28日

木造一木造りの平安後期の仏像で児島串田の西方寺本尊(秘仏)です。児島半島周辺の寺社宝物によくいわれる海上より流れ着いたとの伝承があります。

毘沙門天は四天王の一つで、甲冑を着け、手に宝塔と鉾を持ちます。須弥山の中腹北方に住し、北方を守護する武神として広く信仰されています。

手の先から台座、邪鬼までを一木から彫刻してあり、体躯、頭部とも奥行きがあり、全体にどっしりとした印象があります。右足で踏みつけられた邪鬼も動きの抑えられたユーモラスな表情を持ちます。

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