木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)
- 種別
- 県指定・彫刻
- 所在地
- 倉敷市林
- 所有・管理者
- 五流尊瀧院
- 指定年月日
- 昭和31年7月3日
十一面観音とは,頭上に十あるいは十一の仏面を頂く観音で,観音菩薩の変化した六観音の一つです。衆生の十一の苦しみを除く功徳を形に表わしたものです。
五流尊瀧院に伝えられたこの像は,いくつかの部分を組み合わせて造っている寄木造です。やや不自然な直立姿勢を示す外観は,見るものに素朴で簡素な感じを与えてくれます。
鎌倉時代以降の作で,地方仏師の手によるものと考えられています。
現地周辺の地図
このページに関するお問い合わせ
倉敷市教育委員会 生涯学習部 文化財保護課
〒710-8565 倉敷市西中新田640番地
電話番号:086-426-3851 ファクス番号:086-421-6018
倉敷市教育委員会 生涯学習部 文化財保護課へのお問い合わせ