2.耐震化への取組

2.耐震化への取組

耐震化への取組

昭和56年5月31日以前に着工された建築物は、一般的に地震に弱いとされており、

倒壊等の被害が大きいと考えられることから、耐震性の向上が求められています。

大地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にあり、倉敷市でも十分な備えが必要です。

このため、「倉敷市耐震改修促進計画」に基づき、これらの建築物の耐震化を促進することにより、

災害に強いまちづくりを進めます。

その一環として、耐震診断等の費用の一部を補助する制度を設けています。

専門家による耐震診断を受けて、大地震で倒壊する恐れがないか確認し、安全・安心な家に住みましょう。

倉敷市耐震改修促進計画

◆倉敷市耐震改修促進計画

 「建築物の耐震改修の促進に関する法律」に基づき、本市区域内の建築物の
  耐震診断及び耐震改修の促進を図るための計画(倉敷市耐震改修促進計画)
  を定めています。

   計画の詳細  

木造住宅耐震改修の低コスト工法について

木造住宅の耐震改修の一般的な工法である筋交いや構造用合板による補強は、建物内の壁や天井等の解体・復旧作業を伴うことが多く、工事期間中の生活への影響も生じます。

次にご紹介する「低コスト工法」は、解体・復旧作業を軽減することができ、一般的な工法と比べ、「安価に」「短期間で」耐震改修を行えます。

岡山県作成のリーフレット

岡山県作成のリーフレットです。窓口での配布を予定しています。

倉敷市建築基準法に基づく意見の聴取に関する規則

 ◆耐震診断(現況診断)について
 耐震診断(現況診断)とは、地震に対しての建築物の安全性を評価することをいいます。人間で言うと健康診断と同じです。
 昭和56年5月31日以前に着工された建築物は、一般的に地震に弱いとされており、倒壊等の被害が大きいと考えられることから、耐震性の向上が求められています。
 そこで、倉敷市は昭和56年5月31日以前に着工された建築物の耐震診断費用の一部を補助する制度を設けています。専門家による耐震診断を受けて、大地震で倒壊するおそれがないか確認し、安全・安心な家に住みましょう!

◆耐震診断(補強計画)について
 耐震診断(補強計画)とは、耐震診断の結果「倒壊する可能性がある」と判定された建築物にどのような補強をすれば耐震性が向上するかを検討し、耐震改修工事を行うための計画を立てることです。

◆耐震改修工事について
 耐震改修工事とは、地震に対して「倒壊する可能性がある」と診断された建築物を、地震に対して強くするために行う補強工事のことです。


◆倉敷市の耐震診断・耐震改修等補助金交付制度について
倉敷市では、昭和56年5月31日以前に着工した建築物の耐震診断の費用又は耐震改修工事の費用の一部を予算の範囲内で補助します。
 (※耐震改修補助金交付制度については、下記の2、3はありません。)

 1 木造住宅 耐震診断・耐震改修補助事業
 2 木造住宅以外の戸建住宅 耐震診断補助事業
 3 一般建築物 耐震診断補助事業
  (木造住宅、木造住宅以外の戸建住宅、要緊急安全確認大規模建築物を除く)


危険ブロック塀等安全対策事業費補助金交付制度

◆危険ブロック塀等安全対策事業費補助金交付制度について

倉敷市では、地震発生時におけるブロック塀等の倒壊による被害を未然に防ぐため、対象道路に面するブロック塀等の撤去費の一部を補助します。

 

   補助制度の詳細

 

耐震化関係のリンク

   独立行政法人防災科学技術研究所
    木造住宅の加震実験映像
             ・昭和56年以前の基準に基づき建築した木造住宅2棟(補強無と補強有)を加震装
                置で震動させた時の映像を見ることができます。
   
   文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」

   一般財団法人 日本建築防災協会
    「誰でもできるわが家の耐震診断」を、財団法人 日本建築防災協会の
           ページから見ることができます。また、耐震改修の効果も視聴できます。 
   
   岡山県建築指導課「専門技術者等について」
    岡山県が認定登録している木造住宅耐震診断員の一覧がご確認いただけます。

 

   住宅耐震化学習動画「続・桃太郎と学ぶ耐震化~鬼に金棒・家に金物~」

    岡山県が子どもから大人まで住宅の耐震化について興味を持ってもらうことを目的に制作した

    住宅耐震化学習動画「続・桃太郎と学ぶ耐震化~鬼に金棒・家に金物~」を視聴できます。