「日蝕」　1974（昭和49）年

池田遙邨　「日蝕」

1974（昭和49）年

147.0×90.0cm／紙本着色

作品解説

遙邨は「テレビを見るときも、手近にスケッチブックを置いておき、おもしろいシーン、心にひかれるシーンは写しとるようにしている。この絵も、そうしたことから生まれた」と言っています。1973（昭和48）年6月30日午後6時ごろ、アフリカを東西に横断するかたちで大規模な皆既日蝕が観測されており、遙邨はこの日蝕をテレビで見たのかもしれません。