「昭和東海道五十三次 東京日本橋」 1931(昭和6)年

ページ番号1012968  更新日 2025年3月6日

印刷大きな文字で印刷

作品画像:昭和東海道五十三次東京日本橋

池田遙邨 「昭和東海道五十三次 東京 日本橋」

1931(昭和6)年

24.0×36.0cm/絹本着色・画帖

作品解説

遙邨は、1928(昭和3)年、歌川広重の影響を受けて東海道を徒歩で旅しました。道中でスケッチした多くの写生帳が倉敷市立美術館に収蔵されています。その集大成として1931(昭和6)年に完成したのが、この「昭和東海道五十三次」で、京都御所から東京の皇居まで57枚の絵で構成されています。四季折々の風景が鮮やかな色彩で細密に描かれている五十三次の中でも、ガス灯がともる日本橋の景色は昭和初期の風俗資料としても貴重です。

このページに関するお問い合わせ

倉敷市教育委員会 生涯学習部 美術館
〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号
電話番号:086-425-6034 ファクス番号:086-425-6036
倉敷市教育委員会 生涯学習部 美術館へのお問い合わせ