概要
一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携し実施する研修で、中央政府・地方政府の中核的職員が、自然災害に対する防災の重要性及び自助・共助・公助の必要性を理解し、自国のコミュニティにおける防災活動を推進するための具体的手法を習得することを目的として毎年度実施しているものです。
今年度は2024年10月24日から11月27日までの約1か月の行程で、神戸市、仙台市、陸前高田市、倉敷市を訪問。倉敷市は2年連続での受け入れとなります。
対象者
中央・地方政府において、住民主体の自主防災組織の設立やコミュニティ防災活動を推進しうる立場にある機関の方々として、セルビアの副大臣など、11か国11名。
倉敷市での研修内容
11月18日に倉敷市役所本庁舎において、生水副市長や防災推進課職員から平成30年7月豪雨災害の被災状況や復旧・復興に向けた取り組みを紹介しました。
また、令和6年4月から運用を開始した有城防災備蓄倉庫において、施設や防災資材の見学を行いました。
研修参加者からは、「災害からの復興への取り組みや大規模な備蓄倉庫の重要性について学ぶことができ、大変有意義な時間だった。今回の視察での学びを自国に持ち帰り、必ず取り入れたい」という感想をいただきました。
19日、20日は引き続き倉敷市真備地区において、地域団体や福祉団体の防災への取り組みついて視察される予定です。