倉敷市災害廃棄物処理計画は、環境省の示す「災害廃棄物対策指針」に基づき、岡山県災害廃棄物処理計画や倉敷市地域防災計画などと整合をとり、災害廃棄物に起因する初期の混乱を最小限にすることを目的として平成29年2月に策定しました。
しかしながら、平成30年7月豪雨災害においては、市の想定をはるかに上回る被害状況のなか、多様な災害への平時からの備えと身近な地域を中心とした連携体制の更なる強化の必要性、及びそれらに基づく迅速な初動対応のとれる体制を構築しておくことの重要さを痛感することとなりました。
そこで、この度の被災経験を踏まえ、南海トラフ巨大地震だけでなく、水害や高潮といった比較的頻繁に起こる局地災害も想定するほか、訓練や関係者との意見交換等を通じて事前に課題の抽出・整理を行い、平時の枠組み・対策では対応できない大規模災害が発生した場合に、迅速かつ適切な応急対応及び復旧・復興が円滑に実施できる連携体制の構築を図り、もって市域及び住民の生活環境の保全に資することを目的として令和3年3月に本計画の改定を行いました。
◇倉敷市災害廃棄物処理計画(改定版)(PDF 5110KB)
◇倉敷市災害廃棄物処理計画(改訂版)概要版(PDF1532KB)