令和5年6月2日からの記録的な大雨によって河川氾濫、住宅浸水等の被害が発生した和歌山県海南市に、6月6日から職員6名と車両3台(3tプレスパッカー車、2tダンプトラック、普通車)を派遣し、平成30年7月豪雨災害の経験を踏まえた災害廃棄物処理に係る支援を行いました。
海南市役所へ到着し、塩崎副市長に挨拶をした後、作業内容を確認するため、環境課と打ち合わせを行いました。
市西部に位置する下津地区(加茂川沿い)の被災住民が自主的に災害廃棄物を持ち込んだ、方地区公民館駐車場の片付け作業を担当しました。現地は、自然発生的に集積場所となったため、分別が出来ておらず、ごみが乱雑に積みあがり、床上浸水した家屋から持ち込まれたと思われる、濡れた畳等が積み置かれていました。
可燃物と不燃物を分別しながら、プレスパッカー車とダンプトラックに積み込む作業を、支援に入っている他都市職員と一緒に行いました。
積み込んだ可燃物を焼却場へ、不燃物を最終処分場へ搬送しました。
6月7日から11日までの計5日間作業を行い、方地区公民館駐車場に出された廃棄物の片付けを完了した後、その他地区の片付け作業を行い、一連の支援業務を完了しました。