塩見允枝子(1938- 岡山市出身)と、林三從(1933-2000 備前市出身)は、1960年代より造形芸術の枠組みを超えた芸術活動を行い、親交の深かった作家です。
各々独自の道を歩んだ二人の芸術の柱となる“イヴェント”(出来事)とは一体何か。日常と結びつけることでアートの自由を追求した二人の活動と交流を、イヴェントともうひとつの重要な要素・音楽を鍵に紹介します。
*関連事業:美術教養講座*※終了しました。
「現代アートの冒険者たち~塩見允枝子と林三從」8月4日(日)
講師:柿沼 敏江氏(京都市立芸術大学教授)
「林三從の芸術について」8月10日(土)
講師:岸本 和明氏(奈義町現代美術館副館長)
「時間と空間を超えて 塩見允枝子の世界」9月8日(日)
講師:橋本 梓氏(国立国際美術館研究員)
※いずれの日も10時30分~12時
◇キャプション
上左…林三從 内科画廊個展会場にて(1964年)
上右…塩見允枝子 フルックス週間 イヴェント(1965年)
写真:西山輝夫
中…林三從「coast. line '76 setonaikai. bizen.」(1976年)
個人蔵
下…塩見允枝子「SPATIAL POEM No.1」(1965年)