作品とのファースト・コンタクト(最初の出会い)と鑑賞の仕方は、人さまざまです。
知識がなければ鑑賞はできないと考えて、「美術は判らない」と思っていませんか? また、美術は感性で見るものだからと第一印象で好き嫌いを決めて、素通りしている作品はありませんか?
このたびのコレクション展では作品との最初の出会いに際し、「何が起きてるの?」という問いかけを手がかりに、作品と鑑賞者のご縁が深まり鑑賞を楽しんでいただけるよう、6つのコーナーに分けて作品を展示します。日本画・洋画・工芸・彫刻・現代美術など幅広いジャンルにわたる、1万1千点以上に及ぶ当館コレクションより、池田遙邨や斎藤真一など選りすぐった作品約80点をご紹介します。
ひとくせ、ふたくせもある美術館のコレクション。とっつきにくい作品も中にはあるけれど、じっくり向かい合うことで味わいのでてくる作品ばかりです。
お友達、ご家族などとご一緒に、お一人の時には自分自身に、作品の中で「何が起きてるの?」と問い、対話されてはいかがでしょうか。作品を見るあなたの心の中で、何かが起こるかもしれません。
<コーナータイトル>
「女・男」
「楽しむ人々・働く人々」
「語りつがれる出来事」
「いきものたちのいる所」
「風景の中へ」
「作る人と見るあなた」
![開催中の催し](/css/Browser_C/Blog_exhibition/catch.gif)
●美術教養講座
終了しました。
「美術館の教育活動~「対話型」鑑賞を中心に:福岡市美術館の場合~」
7月27日(土)10時30分~12時
講師:鬼本佳代子氏(福岡市美術館主任学芸主事)
●担当学芸員によるギャラリー・トーク
終了しました。
◆開催日
・7月20日(土)
・8月24日(土)
・9月21日(土)
◆時間:14時〜(約40分間)
◆場所:美術館2階 第2展示室、第3展示室、展示コーナー
※ 参加自由。ただし、入場券が必要です。