食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことで、食品の生産・製造・流通・消費等の各段階で日常的に廃棄され、日本では年間約522万トン(令和2年度推計)発生しているとされています。
近年、食品ロスに対する国際的関心が高まり、平成27年にSDGsを中核とするアジェンダが採択され、食品ロスについては、世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させるとされています。
世界では、10人に1人が栄養不足にある中、我が国は多くの食料を輸入し、大量に廃棄しています。また、食品を廃棄することは、その生産や流通過程で消費された多くのエネルギーや資源を無駄にすることでもあり、さらにごみ処理過程においては温室効果ガスを排出させることから、地球環境への負荷の一因ともなっています。 このように、食品ロスの削減は我が国において、持続可能な社会及び脱炭素社会の構築に向けて取り組むべき、喫緊の課題となっています。
このような中、国は令和元年に食品ロスの削減の推進に関する法律を施行しました。この法律では、食品ロス削減を国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、国民運動として推進することが定められています。
本市では、以上の状況を踏まえ、倉敷市食品ロス削減推進計画を策定し、さらに食品ロス削減に取り組んでまいります。
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