美術作品では、人物や風景、静物など身の回りのものを表現しているものがたくさんあります。しかし、それが絵画なのか彫刻なのか、写真なのかという技法の違いに、作家独自の表現が加わって多様な作品が生み出されてきました。
このたびの展覧会では、当館のコレクションから、電球や人形などの形を反転させたり変形する作品などを制作して物と空間に対する新しい見方を示した岡崎和郎や、自然の中にわずかに人工物を配置した風景をシルクスクリーンで制作した髙原洋一の作品などを展示して、何がどのように表現されているのか?私たちは何を見ているのか?をさぐります。作家と作品、見る人それぞれの要素を加えることによって、いままでとは作品が少し違って見えてくるかもしれません。
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●担当学芸員によるギャラリー・トーク
終了しました。
8月22日(土)、9月13日(日)
14時~