感染性胃腸炎(ノロウイルス)

ページ番号1004753  更新日 2025年2月20

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ノロウイルスによる感染性胃腸炎について

ノロウイルスの特徴

一年を通して発生していますが、特に冬に流行します。
非常に感染力が強く、二次感染や集団感染に注意が必要です。
潜伏期間:24~48時間

主な症状

吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・軽い発熱など
通常は1~2日で症状は回復します。ただし乳幼児や高齢者では脱水などで重症化することもあるので注意が必要です。

感染経路

ウイルスで汚染した食べ物や、患者の便や嘔吐物がついた手指を介してウイルスが口に入ることで感染が拡がります。(経口感染)

対策のポイント

  • 手をよく洗う
    食事の前やトイレの後などは、流水と石けんでしっかり手を洗いましょう。
    下痢や嘔吐の症状がある人は、食品を取り扱う作業をしないようにしましょう。
  • 便や嘔吐物の適切な処理
    ノロウイルスは乾燥すると、空気中に漂い、それを吸い込むことで感染することがあります。
    便や嘔吐物は乾燥しないうちに床などに残らないよう速やかに処理しましょう。
    アルコール消毒はあまり効果がありません。家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を使いましょう。
  • 食品の加熱
    ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品は中心部を85℃以上で90秒以上加熱しましょう。

カキのイラスト

ノロウイルスによる感染性胃腸炎の詳細

写真:ノロウイルスの啓発チラシ

このページに関するお問い合わせ

倉敷市保健所 保健課 感染症係
〒710-0834 倉敷市笹沖170番地
電話番号:086-434-9810 ファクス番号:086-434-9805
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