亀山家文書2-1 浦上宗景判物
- 標題
- 浦上宗景判物
- 資料番号
- 2-1
- 作成年月日
- 天正2年(1574)9月5日
- 解説
- 戦国時代に備前国一円と美作国東南部・播磨国西部を支配した浦上宗景が、中嶋吉右衛門尉に与えた判物(花押を据えた文書)。中嶋氏は、美作国高野に存在した牧佐介一族の旧領を何らかの事情で保有していた。宗景は、中嶋吉右衛門に命じてこれを差し出させたが、その代替として美作国東半国から徴収した段銭百貫文などを吉右衛門に与え、忠義に励むよう命じたのである。天正2年は、宇喜多直家が浦上氏と断交し、両軍の合戦が各地で行なわれた年に当たる。
文書全体
翻刻
作州高野内牧佐介一類抱分被差渡条、為替知、
同東郡以段銭内百貫文令合力候、同段銭使壱方事、
申談候訖、弥御忠儀肝要候也、仍状如件
天正弐
九月五日 宗景(花押)
中嶋吉右衛門尉殿
花押
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