大正6年に倉敷町役場として建てられた擬洋風の建物です。屋根は寄棟,小屋組はトラス組になっています。北東隅の塔屋の二重屋根は銅板葺で,その他は桟瓦葺です。外壁は下見板張,白ペンキ塗で仕上げられています。
昭和3年の市制施行により倉敷市となり市役所として使用されていましたが,建物が手狭になったため,昭和7年に市役所機能が移転しました。残されたこの建物は,倉敷市公益質屋,倉敷市農業共済組合事務所,倉庫などに転用され,荒廃なすままになっていました。
昭和43年に市民の中から保存の声があがり,昭和46年に保存修理が行われました。その後も昭和60~62年の解体修理,平成29年~令和2年の半解体修理を経て,現在は「倉敷館」の名で観光案内所として利用されています。
2階からの景色がきれいです。エレベーターで上がれます。倉敷の思い出にぜひお立ち寄りください。
|
<主な業務>
●観光案内
●観光物産品等の販売
●川舟チケットの販売
<主な設備>
●観光パンフレット等の設置
●車いす・ベビーカーの貸出
※9:00〜17:00(当日利用のみ)
※ベビーカーは2歳、12kgまで
●多目的トイレ
●コインロッカー
※9:00〜17:00(当日利用のみ)
●おむつ交換場所
●観光スタンプ
●Wi-Fi
●AED
|