くらしきかん
倉敷館
種別: |
市指定・建造物 |
所在地: |
倉敷市中央1丁目 |
所有・管理者: |
倉敷市 |
指定年月日: |
平成28年10月17日 |
大正6年に倉敷町役場として建てられた擬洋風の建物です。屋根は寄棟,小屋組はトラス組になっています。北東隅の塔屋の二重屋根は銅板葺で,その他は桟瓦葺です。外壁は下見板張,白ペンキ塗で仕上げられています。
昭和3年の市制施行により倉敷市となり市役所として使用されていたが,建物が手狭になったため,昭和7年に市役所機能が移転しました。残されたこの建物は,倉敷市公益質屋,倉敷市農業共済組合事務所,倉庫などに転用され,荒廃なすままになっていました。
昭和43年に市民の中から保存の声があがり,昭和46年に保存修理が行われました。その後も昭和60~62年の解体修理,平成29年~令和2年の半解体修理を経て,現在は「倉敷館」の名で観光案内所として利用されています。
【現地周辺の地図】