画家は様々なきっかけで人物を描き、多種多様な人物画を残してきました。人物画は風景画や静物画よりも早くから描かれてきた主題です。人物画といえば特定の人間の外観を表現した「肖像画」、人体の美しさを追求した「裸体画」が主にあげられますが、人々の日常生活を描いた「風俗画」も人物画のジャンルといえます。
この度の倉敷市立美術館では、コレクションの中から人物が描かれた作品を三つの分野に分けて展示します。郷土作家の多彩な人物表現を是非会場でご鑑賞ください。
●担当学芸員によるギャラリートーク
日時:3月27日(日)、4月24日(日) 14時~(30分間程度)
場所:美術館2階 第2展示室
※当日の観覧券が必要です。