作家紹介

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塩見 允枝子(しおみ みえこ)

1938(昭和13)-

音楽家。岡山市に生まれる。1961年、東京芸術大学音楽学部楽理科を卒業。大学在学中より、小杉武久らと「グループ・音楽」を結成し、即興演奏やテープ音楽の制作を行う。1963年、ナム・ジュン・パイクに、ハプニングやイヴェントを創始した集団フルクサスを紹介され、翌年ニューヨークに渡る。1965年、メールによるイヴェントのシリーズ「スペイシャル・ポエム」を開始。同年帰国。1969年、音楽や映像、美術、舞踊など多様なジャンルの融合の実験として開催されたクロストーク・インターメディアに参加。1970年より活動の拠点を大阪に移し、言葉と音を軸にした室内楽や、劇場的な作品を発表。90年代から電子テクノロジーへの関心を示し、詩的な発想と独自の方法論で、音と視覚的要素を結合したパフォーマンスを編み出す。一方、国内外での数々のフルクサス展に参加し、マルチプルの作品や出版物を出品。1995年パリ、1998年ケルンにて個展。2008年、不協和音―日本のアーティスト6人展(豊田市美術館)に出品。著書に『フルクサスとは何か』。

 
  
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「SPATIAL POEM No.1」

 
 
 
 
 

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