2012/02/26

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伊勢﨑 淳「備前角壺」

2007(平成19)年
48.2×30.5×10.5cm/陶土

作品解説

伊勢﨑淳は、備前焼細工物の名工といわれた伊勢﨑陽山の次男として生まれました。伝統的な技術をふまえた作品から斬新で造形性豊かなオブジェまで幅広い作陶表現を展開し、広範な視野に基づく真摯な制作への取り組みは、後進にも大きな影響を与えています。本作は、型物ながら白く抜けた土肌にわずかにかかった緋襷が印象的でモダンな作品となっています。

in 3:工芸