2012/02/21

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釧 雲泉「山水図」


42.6×179.3cm/銀地墨画淡彩

作品解説

釧雲泉は長崎で画技を学んだ後1791年頃に来岡し、1800年頃まで備前・備中を中心に活動しています。本作は銀地に描かれた扁額で、1795年頃に備中地方で制作されたと推定されます。写生に基づいた実際の風景ではなく、現実世界を超えた理想郷を描いた作品で、俗臭のない南画となっています。

in 1:日本画