2012/02/21 大橋 正堯「林孚一像」 大橋 正堯「林孚一像」 1893(明治26)年85.0×35.3cm/絹本着色■作品解説本作は洋画家・大橋正堯が、日本画を描く際の雅号・豪山の名前で描いた林孚一の肖像です。孚一は、倉敷の豪商で勤王家として知られており、藤本鉄石、佐藤正持といった勤王画家や南画家の田能村直入など多くの文化人と交友しました。孚一は1892年に亡くなっているため、この作品は故人を偲んで遺族が大橋に依頼したものと思われ、遺影となる写真をもとに描かれたと考えられます。 in 1:日本画