[作家一覧のページに戻る]吉嗣 拝山(よしつぐ はいざん)1846(弘化3)-1915(大正4)日本画家。現在の福岡県太宰府市に生まれる。本名は達太郎、別名を士辞・蘇道人・古香・獨臂翁・獨掌居士・左手拝山とも称した。画は少時より京都で中西耕石に学び、また詩も能くする。維新後は倉敷県令となる。のち震災で右腕を失い、左手で揮毫。号を左手拝山・独掌庵とする。信州の児玉果亭・愛知の山本梅荘と共に地方南画家の三傑と称される。