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山口 松太(やまぐち まつた)
1940(昭和15)-2020(令和2)
漆芸家。倉敷市に生まれる。故・難波仁斎に師事。1971年、日本伝統工芸展東京都教育委員会賞受賞。1972年、日本工芸会正会員となる。同年金重陶陽賞受賞。1995年、岡山県指定重要無形文化財(漆芸)保持者認定。1997年、山陽新聞賞受賞(文化功労)。1999年、日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞受賞、2000年、三木記念賞、翌年福武文化賞受賞。2002年、倉敷市文化賞、翌年岡山県文化賞受賞。同年、紫綬褒章受章。備中漆を用いることで、琉球漆器の技法・堆錦(ついきん)を本土で可能にし、繊細で陰影に富んだ、豊かな表現を生み出している。