[作家一覧のページに戻る]矢部 楳山(やべ ばいざん)1849(嘉永2)-1909(明治42)日本画家。倉敷市に生まれる。本名は卓治。亀岳、青樹とも号した。7歳の時玉島に寄寓していた関石城について岸派の画法を学び、後に岸連山に師事した。1885年、戒光寺(総社市)に居住しながら、近隣寺院の仏画補修に従事。人物に特に優れ、1890年の第3回内国勧業博覧会で一等褒状となる。代表作に国分寺の「風流陣図」襖絵がある。