[作家一覧のページに戻る]
大桐 國光(おおぎり くにみつ)
1927(昭和2)-2008(平成20)
彫刻家。兵庫県姫路市に生まれる。3歳で母を亡くし、新見市の伯父の家に預けられる。岡山大学教育学部卒業後、佐藤忠良に感銘を受け制作に励む。1956年、日展に初入選。1974年、新制作協会会員に推挙される。1976年、国立ローマ・アカデミアのエミリオ・グレコ教室で学ぶ。帰国後、後進の指導や育成に力を入れ、1984年、岡山県文化賞を受賞。1994年、倉敷市立短期大学教授となる。1998年、第56回山陽新聞賞(文化功労)受賞。2009年には新見美術館で「大桐國光遺作展」が開催された。