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麻生 三郎（あそう さぶろう）
1913（大正2）－2000（平成12）
洋画家。東京都中央区に生まれる。1930年、太平洋美術学校に入学、長谷川利行や靉光らと交友する。1938年、フランス、イタリア、ベルギーを巡遊する。1939年、福沢一郎を中心に結成された美術文化協会に参加する。1952年、武蔵野美術学校の教授となる(～1981)。1959年、第５回日本国際美術展で「家族」が優秀賞を受賞。1963年、第１３回芸術選奨文部大臣賞を受賞。1995年、神奈川県文化賞を受賞。人間と人間のいる風景を見つめる視点で独自のリアリズム絵画を追求した。