[作家一覧のページに戻る]小橋 陶復(こばし とうふく)1764(明和1)-1820(文政3)日本画家。岡山県備前市に生まれる。和気郡香登の大庄屋の長男で、その跡を継いだ。幼い頃から絵を好み、寛政年間(1789-1801)に備南地方を遊歴中の釧雲泉に師事する。清爽な山水画や雅趣のある墨竹・墨梅等を残している。伊部焼きに竹を描いたのは陶復が始まりといわれている。1805年、伊部村に草庵を結び、周囲に梅を植えて風月を楽しみながら絵筆をとった。