[作家一覧のページに戻る]黒田 綾山(くろだ りょうざん)1755(宝暦5)-1814(文化11)日本画家。高松市に生まれる。池大雅の画風を慕って大阪にて大雅の門人・福原五岳に師事する。1782年頃、はじめて倉敷市玉島に遊歴、1785年頃には起雲窟という居宅を構え、終生玉島に閑居した。備中・備前地区における南画の草分けで、また、詩や書を能くし、西山拙斎、頼春水、菅茶山らと親交があった。門人に岡本豊彦・小野雲鵬らがいる。 「唐人物図」