作家紹介

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岡崎 和郎(おかざき かずお)

1930(昭和5)-2022(令和4)

彫刻家。岡山市に生まれる。1955年、早稲田大学文学部芸術学科を卒業。早稲田大学文学部大学院在学中に、鉄の彫刻を始める。読売アンデパンダン展への出品を経て、1963年、西洋の物の見方を東洋の見地から補足する概念「御物補遺」を構想し、以来、制作理念として続く。電球や人形などの形を反転させたり変形する作品などを制作し、物と空間に対する新しい見方を示した。1967年、マルチプルの贈答用オブジェを制作するオカザキ・ギヴアウェイズを鈴木亘らの協力で発足。1971年、マルチプル-最初の10年間展(フィラデルフィア美術館)に選出される。1971年にはマルチプル作品を扱うサプリメント・ギャラリーを、1978年には自身の作品を発表するための岡崎和郎サプリメント・ギャラリーを開く。1977年頃、HISASHIシリーズに着手する。1994年、奈義町現代美術館(岡山県)に「HISASHI-補遺するもの」を制作。1997年、倉敷市立美術館にて個展。2010年、岡崎和郎 補遺の庭展(神奈川県立近代美術館・鎌倉)が開催される。

 
  
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「贈物」

 
 
  
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「黄色い人形」

 
 
  
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「HISASHI」

 

〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号[MAP] TEL.086-425-6034 FAX.086-425-6036 お問い合わせ

●開館時間/9時〜17時15分 ●休館日/月曜日(休日の場合は翌日)