意外と身近な危険物

ページ番号1018225  更新日 2025年4月25日

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意外と身近な危険物~これにも危険物が含まれている!?~

消防法上の危険物とは、

  1. 火災発生の危険性が大きいもの
  2. 火災拡大の危険性が大きいもの
  3. 消火の困難性が高いもの

身近にある危険物として、灯油、アロマオイル、塗料、マニキュア、除光液があります。

灯油は、第四類第2石油類に該当します。

アロマオイルは、第四類第2石油類や第四類第3石油類等に該当するものがあります。

塗料のラッカシンナー類は、第四類第1石油類に該当し、また、合成樹脂クリア塗料や合成樹脂エナメル塗料は、含まれている成分により第四類第2石油類や第四類第3石油類に該当するものがあります。

マニキュア、除光液は、商品により、アセトン(第四類第1石油類)や酢酸エチル(第四類第1石油類)に該当するものがあります。

 

灯油の火災事故事例について、ご紹介いたします。

  1. 石油ストーブの火を消さないまま、カートリッジタンクに灯油を補給したところ、こぼれた灯油に石油ストーブの火が引火し、火災になった。
  2. 給油したカートリッジタンクを石油ストーブに戻そうとしたところ、タンクのふたを締め忘れていたため、タンクから灯油が漏れて引火し、住宅を全焼して隣家2家に延焼し、一人が軽傷を負った。
  3. 石油ストーブのカートリッジタンクに誤ってガソリンを給油したため、異常燃焼を起こし出火した。

火災、事故を起こさないために

  • 給油の際は、必ず火を消してください。
  • 給油した後は、カートリッジタンクのふたを確実に締め、タンクから灯油が漏れていないか確認してください。
  • ガソリンは使用しないでください。
  • 灯油は劣化するため、前のシーズンの灯油を持ち越して使用することは避けて、新しい灯油を使用してください。

 

他にもアロマオイルや塗料などの火災事例が発生しております。

灯油などの実験映像を外部リンクから閲覧できますので、ぜひご覧になっていただき火災の危険性を学びましょう。

身近な火災に注意!

このページに関するお問い合わせ

倉敷市消防局 危険物保安課
〒710-0824 倉敷市白楽町162番地5
電話番号:086-426-1195 ファクス番号:086-421-1244
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