台風16号・23号に伴う災害ごみの処理の様子
1,床上浸水した家屋
2,道端に山積みになっている災害ごみ
3,自衛隊による災害ごみの撤去
4,仮置場(クルクルセンター)での分別作業
5,仮置きされた膨大な災害ごみ(柏島下水ポンプ場)
6,リサイクルのために集積された災害による家電4品目
7,重機と手作業で分別される災害ごみ
1,床上浸水した家屋
床上浸水した家屋です。襖の中段辺りで色が変わっていますが,その高さまで浸水しました。
そのため,襖や畳はもちろん,室内のほとんどの物が水に浸かってしまい,災害ごみとして出されることになりました。
2,道端に山積みになっている災害ごみ
道端に山積みされた災害ごみです。あまりに量が多く,ごみステーションには出し切れず,分別が十分でない状態で道端に山積みとなりました。最も被害の大きかった児島・玉島地区では,いたる所でこのような光景が広がっていました。
3,自衛隊による災害ごみの撤去作業
災害ごみを片付けるために,多くの人が力を合わせて頑張りました。被災地区の方や市役所職員だけではなく,ボランティアの方や自衛隊,ごみの収集運搬業者,土木業者などの応援を得て作業を行ないました。
4,仮置場(クルクルセンター)での分別作業
災害ごみの量があまりに多いため,焼却場や埋立地への搬送や処理が追いつかず,市内6箇所に仮置場を設置しました。写真は仮置場の一つである,クルクルセンター(児島小川町)です。重機を使った荒分別が行なわれました。
5,仮置きされた膨大な災害ごみ(柏島下水ポンプ場)
柏島下水ポンプ場に仮置された膨大な災害ごみです。写真の奥に見える自動車と比べるとごみの多さがわかると思います。手前に見えるネットは,台風18号で災害ごみが飛散しないように設置されたものです。
6,リサイクルのために集積された災害による家電4品目
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4品目は,家電リサイクル法という法律に基づきリサイクルが義務付けられています。
4品目だけ別に仮置きして,手積み・手降ろしでリサイクル工場まで搬送しました。写真には写っていませんが,この左側には
テレビとエアコンが集積されています。
7,重機と手作業で分別される災害ごみ
災害ごみの多くは分別されずに出されたため,適正処理のために重機や手作業で分別を行ないました。
写真は金属類を抜き取った後の混合ごみから,さらに燃やせるごみと埋立ごみを分別している様子です。