令和5年度倉敷市文化章贈呈式
倉敷市では、毎年11月3日に、文化の向上や地域社会の振興などに貢献された市民又は市に縁故の深い方に倉敷市文化章を贈り、その功績を称えています。
令和5年度は、前倉敷市婦人協議会会長の土屋紀子氏が受章され、11月3日文化の日に市役所1階市民ホールにて贈呈式が行われました。
土屋氏は、地域福祉の向上と女性の活躍推進を目指して平成9年に地元郷内地区で婦人協議会会長に就任以来、26年にわたって婦人会活動に励んでこられました。特に、その温かい人柄と行動力から会員からの期待を受けて平成16年に倉敷市婦人協議会会長に就任され、本年5月に退任されるまで19年にわたり、婦人協議会の「福祉活動」「文化活動」「環境保全活動」「防災活動」などに関して地域や行政と連携した取り組みを推進し、地域づくりや人のつながりづくりに尽力されました。
また、岡山県婦人協議会においても、平成20年に副会長に就任され、平成24年からは会長として運営に携わり、強い責任感と卓越した見識で県内各婦人団体の結束を強め、男女共同参画社会の実現に向けた活動に尽力されました。
さらに、倉敷市民生委員児童委員を15年、倉敷市環境衛生協議会役員を16年、岡山県社会教育委員会議委員を4年務めるなど、女性の視点に立った実践的な活動により、幅広く地域福祉の向上や環境施策、社会教育の推進に取り組まれました。
このように、長年にわたり多岐に及ぶ活動を通じて、本市の女性活躍推進や男女共同参画社会の実現、社会教育の推進等に貢献された功績は誠に顕著であります。
ここにあらためて、長年にわたる御活躍に対し、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、本日の御栄誉を心からお祝い申し上げます。