令和元年度倉敷市文化章贈呈式
倉敷市では、毎年11月3日に、文化の向上や地域社会の振興などに貢献された市民又は市に縁故の深い方に倉敷市文化章を贈り、その功績を称えています。
令和元年度は、倉敷天領太鼓創立者の小山寛氏が受章され、11月3日文化の日に市役所1階市民ホールにて贈呈式が行われました。
小山氏は、昭和47年に倉敷天領太鼓を創立し、平成30年まで代表を務め、和太鼓・しの笛の奏者として活躍される一方で、子ども太鼓の「倉敷天領童太鼓」の創立や「東京国際和太鼓コンテスト」での最優秀賞受賞者輩出など、後進の指導・育成にも力を注がれ、地域文化の継承発展に尽力されました。
また、倉敷音楽祭では「日本縦断和太鼓コンサート」を企画し、国内有数の和太鼓団体による特別編成の和太鼓コンサートを市民に届け、倉敷で豊かな伝統文化を育むことに貢献されています。
倉敷天領太鼓は、各地からの依頼を受け、愛・地球博や国立劇場をはじめとする日本各地の公演にとどまらず、フランスのユネスコ本部コンサートなど海外公演も10か国を超え称賛を浴びており、倉敷の名前を国内外に発信している功績は誠に顕著であります。
ここにあらためて、永年にわたる御活躍に対し、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、本日の御栄誉を心からお祝い申し上げます。