屋外広告物の安全管理・有資格者制度について

屋外広告物の安全管理・有資格者制度について

屋外広告物の安全管理

 平成27年2月15日、札幌市においてビルの壁面に設置されている突き出し看板が落下し、歩行者に当たり負傷する事故が発生しました。倉敷市では、屋外広告物法及び倉敷市屋外広告物条例に基づき、原則として屋外広告物の設置者に毎年の点検結果報告を義務づけています。

 しかしながら、屋外広告物が老朽化すると、落下や倒壊などにより、重大な事故につながる可能性がありますので、屋外広告物の設置者におかれましては、年一回の点検結果報告だけではなく日常的な安全点検を実施し、適切な維持管理を徹底してください。

また、屋外広告物を掲出する方を対象にした安全管理のためのガイドブックが、一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会から刊行されていますので、是非御覧ください。詳しくは、日本屋外広告業団体連合ホームページ(外部リンク)をご覧ください。

日本屋外広告業団体連合ホームページへ(外部リンク)

屋外広告物の有資格者制度

 gazou倉敷市では、屋外広告物の一層の安全管理・点検義務の履行を徹底し、公衆に対する危害を防止するため、屋外広告物の有資格者による点検を義務化する「倉敷市屋外広告物条例及び同施行規則」の一部を令和3年3月23日に改正しています。なお、この条例等の改正は県内統一の基準により施行するものです。

 広告物の上端が地上から4mを超える全ての屋外広告物について、有資格者による点検を義務化しています。ただし、安全上支障がない外壁塗装によるものや貼り紙などは除かれます。

 詳細は、下記を参照ください。PDFは別ページで開きます。

 

有資格者として定める資格

  1. 屋外広告士
  2. 屋外広告物点検技能講習修了者
  3. 建築士(1・2級)
  4. 特定建築物調査員
  5. 1級建築施工管理技士
  6. 1級電気工事施工管理技士
  7. 電気主任技術者(1〜3種)
  • 1・2:屋外広告物条例ガイドラインによる点検資格
  • 3・4:建築基準法による特定建築物の点検資格
  • 5〜7:屋外広告士と同等の知識を有する者(ただし、自治体が開催する屋外広告物講習会の修了者に限る)

 屋外広告物点検技能講習については、一般社団法人日本屋外広告業団体連合ホームページ(外部リンク)をご覧ください。

 日本屋外広告業団体連合ホームページ:屋外広告物点検技能講習の概要へ(外部リンク)