高潮による浸水の危険性を示した高潮浸水想定区域図が岡山県から公表されたことに伴い、令和5年3月に高潮ハザードマップを作成しました。
高潮ハザードマップについて
高潮とは、台風や発達した低気圧の接近により、気圧変化や追い風が原因で海面が異常に高くなる現象です。
高潮により、海水が海岸堤防等を超えて浸水した場合を想定し、次の情報を記載しています。
- 指定避難所・緊急指定避難場所(一覧はこちら)
- 想定される浸水の範囲と深さ(T0416モデル・想定最大規模)
- 平成16年の倉敷市における高潮被害範囲
倉敷市高潮ハザードマップ
浸水想定区域について
平成16年台風第16号(T0416)モデル
平成16年に発生した台風第16号は中国地方に上陸し、倉敷市でも沿岸部に未曾有の被害をもたらしました。T0416モデルは、この台風の規模を基本として岡山県がシミュレーションした浸水想定モデルです。
【台風の勢力】
- 中心気圧:965hPa(山口県防府市付近)
- 最大風速:35m/秒
- 河川による洪水を想定していません
想定最大規模
岡山県沿岸高潮想定区域図(令和4年1月岡山県公表)をもとに想定し得る最大規模の高潮による浸水の危険性を示したものです。日本国内で過去に甚大な被害をもたらした室戸台風、伊勢湾台風クラスの台風規模を基本として岡山県がシミュレーションした、想定し得る最大規模の浸水想定を示しています。
【台風の勢力】
- 中心気圧:910hPa(岡山県沿岸到達時)
- 河川における洪水を見込んでいます(高梁川、笹ヶ瀬川、倉敷川)
想定に関する詳細はこちらをご覧ください。