男女共同参画全国都市会議 in 倉敷を開催
倉敷市中核市移行記念事業として、第13回男女共同参画全国都市会議 in 倉敷「個性がきらり ~あなた・私ともに織りなす参画社会~」が開催されました。
第13回男女共同参画全国都市会議in倉敷アピール
私たちは、中核市となった倉敷市において「個性がきらり~あなた・私 ともに織りなす参画社会~」をテーマに第13回男女共同参画全国都市会議を開催しました。
21世紀は人権の世紀といわれておりますが、性別による固定的な役割分担意識に基づく男女差別は依然として根強く残っており、これを解決するためには男女共同参画の推進が是非とも必要です。
こうした中で各自治体では、「男女共同参画社会基本法」及び昨年10月施行の「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」などに基づく施策の策定やその取り組みが強く求められております。
この度、2日間にわたる会議を通じ、人権尊重はもちろんのこと、男女が個人としてあらゆる場に対等に参画し責任を分かち合うとともに、個性と能力が十分に発揮できる男女共同参画社会の実現に向けた施策の推進が重要な課題であることを再確認しました。
私たちは、真の男女共同参画社会をめざし、これからの行動目標を次に掲げ「第13回男女共同参画全国都市会議in倉敷アピール」をここに採択します。
1 私たちは、性別にとらわれず、個人として基本的人権が尊重される男女平等の社会を築くことをめざします。
1 私たちは、男女があらゆる活動の場にともに参画し、対等な立場で喜びも責任も分かち合う心豊かな社会を築くことをめざします。
1 私たちは、性別による固定的な役割分担意識や慣習・制度を見直し、誰もが一人の人間として個性と能力をいかせる社会づくりをめざします。
1 私たちは「男女共同参画社会基本法」の理念に基づいた施策の推進を図るため行政・市民・事業者とのパートナーシップによる活力あるまちづくりをめざします。
1 私たちは、国連特別総会「女性2000年会議」で採択された「政治宣言」及び「成果文書」に基づくあらゆる施策の推進を国や関係機関に働きかけるとともに、家庭、職場、学校、地域においても積極的な推進をめざします。
2002年10月25日
男女共同参画全国都市会議67構成市
第13回男女共同参画全国都市会議in倉敷実行委員会