入江 之介(いりえ しかい)

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1862(文久2)-1935(昭和10)頃

日本画家。福岡県嘉麻市に生まれる。はじめ馬渓と号した。吉嗣梅山・拝山について南画を学ぶ。後に号を之介と改め、田能村竹田にも私淑し研さんに努めたという。大阪に住んで制作を行う。また、呉服商・伊藤萬より接客用の食器などを酒津で作るよう依頼を受け、1922年から24年にかけて酒津に滞在。自らデザインしたものを職人たちに成形・素焼きさせ、絵付けもした。1932年に画集『百和楽』を刊行した。