平成29年11月12日(土)に連島東小学校でDIG(災害図上訓練)を実施しました。 今年、連島東小学校区では、備中県民局の防災モデル事業の防災ワークショップに、自主防災組織を中心に参加しました。今回は2回開催されるワークショップの1回目。
実際に災害が起きたとき、どのような対策をとれば良いかを話し合い、DIG(災害図上訓練)を行いました。地域で行うべきことや各家庭ですべきことなど、参加者みなさんで地域の防災について考えました。
参加者は、学区住民や連島東小学校の教職員、他の自主防災組織の見学者など約50人
防災クイズの旗揚げをしながら、ゲーム感覚で楽しく防災の知恵や知識を確認
今回は、住んでいる地域の地図に、川や道路や公園、避難所などの防災施設、ブロック塀などの危険個所、南海トラフ地震を想定した津波ハザードマップの被害想定などを書き込み、参加者各自の家からの避難経路を確認。
地図を見ながら、災害がおきたときはどうすればよいか、何に気をつけないといけないかなどをグループで話し合います。
地図に書き込むことで災害状況が浮き上がってきて、「わが町」に起こりうる災害、「わが町」の防災力や災害に対する弱点などを理解し、対策を話し合いました。
災害図上訓練DIGとは
市民向けに考案された地図を使った防災訓練です。
名前のDIGは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字から命名されました。
この訓練は、参加者が進行役から出されるテーマに沿って地図に書き込みを行い、ゲーム感覚で地域の防災対策や災害時の対応を考えていく参加型の訓練です。
自主防災組織で図上防災訓練DIGをしてみませんか?
災害図上訓練DIGは、参加者どうしの連帯感を高め、防災に役立つ人材の掘り起こし、地域の再発見・再確認、地域の防災対策などに効果を発揮します。
倉敷市では、図上防災訓練DIGの開催について、お住まいの地域の地図等の準備を支援しています。自主防災組織の活動としてDIGをされる場合は、防災危機管理室までご相談ください。
関連ホームページのご紹介
防災まちづくりの盛んな地域、静岡県のホームページでは、災害図上訓練DIGのやり方が掲載されています。
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今回参加された方の感想
災害時に役立つ新聞紙でできるコップとスリッパも作成しました