はちみつを原因とする乳児ボツリヌス症により乳児が亡くなる事例が公表されております。
乳児ボツリヌス症を予防するため，
はちみつは満１歳までは離乳食などでも与えないようにしましょう。
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乳児ボツリヌス症とは？
乳児ボツリヌス症は，満１未満の乳児にみられるボツリヌス症のことです。
原因食品と共に体内に摂取されたボツリヌス菌の芽胞（植物に例えると種子のような耐久性の菌の状態）は，乳児の腸管内で毒素を生産し，ボツリヌス症を引き起こします。乳児の腸内細菌叢が成人と異なるために起こる疾病です。乳児ボツリヌス症での死亡はまれです。
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症状
便秘，筋力の低下，哺乳力の低下，泣き声が小さくなる等の症状が認められます。
はちみつ自体はリスクの高い食品ではありません。
１歳未満の乳児にははちみつを与えてはいけませんが，１歳以上の方がはちみつを摂取しても，本症の発生はありません。
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資料
厚生労働省HP「ハチミツを与えるのは１歳を過ぎてから」