臨床検査科

ページ番号1008955  更新日 2025年3月24日

印刷大きな文字で印刷

バナー:臨床検査課

臨床検査技師が皆様の健康を守るお手伝いをしています。

現在、ほとんどの疾患において臨床検査なくして正確な病態把握はできないといわれるほど、臨床検査の重要性は高まっています。

臨床検査科では、検体検査と生理機能検査を行っています。

  • 検体検査には、血液、生化学(腫瘍マーカー含む)、細菌、病理、尿、便の検査があります。
  • 生理機能検査には、超音波(エコー)検査、心電図、肺機能、脳波、筋電図、脈波などの検査があります。終夜睡眠ポリグラフ検査(睡眠時無呼吸症候群の検査)といった専門的な検査も受けられるよう検査体制を整えています。

緊急時には夜間・休日を問わず検査を行い、迅速で正確な検査を心がけています。

ご安心して検査が受けられるよう患者様に寄り添ったハートフルな検査を提供いたします。検査で分からないこと、何かお困りのことがありましたらいつでもご相談ください。

臨床検査科 一同

寄り添う検査をこころがけています

一般検査

尿検査

糖や蛋白、有形成分(赤血球、白血球、細菌、結晶)など尿の異常を見つけるための検査です。

便検査

便潜血や寄生虫の検査を行います。

関節液

痛風の原因となる尿酸があるかどうかを調べます。

腹水・胸水・髄液の検査

有形成分や蛋白、比重などを測定します。

写真:一般検査

血液検査

  • 赤血球数、白血球数、血色素などを測定することで貧血や炎症の有無が分かります。
  • 血小板数や凝固因子の測定をして、血が固まりにくくなっていないか調べます。

写真:検査機械1

写真:血液検査

生化学検査

  • 肝機能、腎機能、糖尿病の検査、メタボリックシンドロームの指標ともなる脂質検査などの検査をします。
  • 令和4年度より新しい検査機器「HITACHI LABOSPECT006」を導入しました。

写真:検査機械2


写真:生化学検査1

写真:生化学検査2

免疫血清検査

  • HBs抗原、HCV抗体等の肝炎ウイルス検査、梅毒など感染症の検査をします。
  • 各種腫瘍マーカーや甲状腺ホルモンなど各種ホルモンの検査も行っています。

輸血検査

  • 手術前や貧血の時に行います。併せて輸血製剤管理も行っています。
  • 輸血前の血液型や輸血用血液が適合するかどうかを調べます。

写真:輸血検査1

写真:輸血検査2

生理機能検査

心電図

心筋梗塞、不整脈など、心臓の異常をみる検査です。

肺機能

喘息や肺気腫など肺機能障害が分かります。

脳波

小児の熱性けいれんやてんかんなどの検査です。

筋電図

手がしびれることはありませんか?電気を流して神経の伝わり方を測定します。手根管症候群などが分かります。

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG検査)

一晩、色々なモニターを付けて眠ることにより、睡眠時無呼吸症候群であるかどうかが分かります。

超音波検査

超音波で肝臓・膵臓・胆のう・腎臓などを検査します。各種がんの検出やご病状の把握に有用です。また、心臓・甲状腺・頸動脈・下肢静脈血栓の検査も行います。痛みや被曝もありませんので何度でも繰り返し検査が可能です。健康診断(人間ドック)などにもぜひご利用ください。検査中は部屋を暗くして行います。
当検査科では、超音波検査士(日本超音波医学会が認定する専門の検査士)が検査を行っています。

写真:生理検査受付

写真:エコー検査